第20回【全体子ミーム論:後編】
第20回【全体子ミーム論:後編】目次ーミーム表現型からの解読ーマズローの欲求五段階説と流行の伝播ー相互結合型ニューラルネットワークー全体子ミーム論 ミーム表現型…
第19回【全体子ミーム論:中編】
今回は人と人とがミーム的繋がりを持つとき、「ミーム表現型」を介在させて結合しているのではないかという話と「強いミーム」とは何かという考察をします。 第19回【…
第18回【全体子ミーム論:前編】
今回の記事は、これまでのような既存の理論の紹介ではなく、これまでに紹介した各理論の概念を使って「私の考えているミーム論」を説明するものです。これからお話しする…
第17回【ミームネットワークのノード】
ニューラルネットワークの発展 前回の記事では非常に簡単にではありますが階層型のニューラルネットワークを紹介しました。これは「階層型ニューラルネットワーク」と呼…
第16回【ニューラルネットーワーク】
前回の記事まででミームがどこにあるのかを主体の内側論と外側論に分けて考察していました。その過程で最後に私は「間主観的ミームの所在」について言及しました。今回か…
第15回【外側のミームとアフォーダンス】
ミームの所在は外側論 「第13回【ミームはどこに在るのか】」でミームの所在について「内側論」と「外側論」に分けて考え、「第14回【内側のミームとシェマ】」で「…
第14回【内側のミームとシェマ】
前回の「第13回【ミームはどこに在るのか】」で、ミームの所在について「内側論」と「外側論」に分けられるのではないかと言う考察をしました。私自身はミームの実体…
第13回【ミームはどこに在るのか】
「ミームの所在は内側論」と「ミームの所在は外側論」 ミームとはなにかという疑問に対して様々あるミーム論の中に共通するのは「文化を構成する情報単位」であり「人々…
第12回【脳の進化とミーム論#2】
前回の記事「第11回【脳の進化とミーム論#1】」の続きとなります。 模倣による淘汰圧 ブラックモア氏は著書「ミーム・マシーンとしての私」の中で脳の進化の転機は…
第11回【脳の進化とミーム論#1】
巨大な脳の進化 ヒトの脳が巨大であり、その巨大な脳は自然淘汰による進化の産物であるというのは、一般的なダーウィニズムにおいて普遍的な認識です。ミーム論者もそれ…
第10回【web辞典における「ミーム」の定義】
これまでの回でミームの定義を色々と紹介しました。特に「第6回【ミーム論概説:様々なミーム論】」では数名のミーム論者の著書とともに彼らが「ミーム」をどのように捉え…
第9回【動物はミームをもつか#3】
この記事は第7回【動物はミームをもつか#1】第8回【動物はミームをもつか#2】の続きになります。 動物のミーム 前回までの記事「第7回【動物はミームをもつか#…
第8回【動物はミームをもつか#2】
この記事は第7回【動物にミームはあるのか#1】の続きになります。 精神的活動を無視して動物の学習を見る 前回、第7回【動物にミームはあるのか#1】ではミームの…
第7回【動物はミームをもつか#1】
ミームに自由意志は必要か ミーム肯定派の内でもかなり意見の分かれる部分が「動物にミームは存在するか」という議論です。動物の社会にミームを認めることとはミーム論…
第6回【ミーム論概説:様々なミーム論】
さて、今回は「ミーム論概説」として数名のミーム論者を取り上げてそれぞれのミーム論について簡単に紹介します。 しかしながら、私の個人的な解釈や見解を多分に含む…
第5回【これから考えるミームについて】
これまでの回でミームとはどのようなものかをざっくりと説明してきましたが、これからは私が考えるミーム論についてを掘り下げていきたいと思っています。 もちろん補…
第4回【遺伝子とのアナロジー:ミームの特徴#3】
「遺伝子とのアナロジーから生まれたミームの特徴」3回目です。 この回で遺伝子とミームのアナロジーについてはとりあえず終わりたいと思いますが、少し踏み込んだ内…
第3回【遺伝子とのアナロジー:ミームの特徴#2】
「自己複製子」という言葉に関しては自己複製子の「多産性」「忠実性」「長寿性」でお話ししましたが、今回はミームが持つ「自己複製子」的振る舞いと3つの要素について…
第2回【遺伝子とのアナロジー:ミームの特徴#1】
ミームは遺伝子的進化と文化的進化のアナロジー(類推)として生まれた言葉です。 アナロジーというのはある事柄と別のある事柄との類似に基づいて適用して説明しよう…
第1回【ミームとはなにか】
「ミーム」とは「文化を進化させる遺伝情報」だとか「人から人へコピーされる文化的情報」だとか言われるもので、文化を継承し発展していくときに人々の間でやりとりされ…
第0回【オカルトとしてのミームと私】
多くの人が「ミーム」という単語を聞いたことがないか、聞いたことはあっても意味までは知らないのではないでしょうか。もし「ミーム」という言葉に興味があってここにた…