
2025.05
[SIZE] 224mmx224mm(額含)
[MATERIAL] Ballpoint pen , Silver leaf
「ペンローズの三角形」とは、1934年にスウェーデンの芸術家オスカー・ロイテルスバルトが考案し、それとは独立して1950年にライオネル・ペンローズ(精神医学者)とその息子のロジャー・ペンローズ(数理物理学者)が考案した不可能図形である。(Wikipedia「ペンローズの三角形」参照)
「不可能図形」は錯視の一種であり、3次元の投影図として解釈されるような2次元図形に見えるが、実際には視覚的に解釈されたような立体物として3次元上に再現が不可能な図形である。「ペンローズの三角形」は不可能図形の代表的なもののひとつ。
自分の描いた作品が鑑賞者にとってどのように知覚され解釈されているのかは私にとって強く興味のある鑑賞体験だ。
作品たちは作者たる私と鑑賞者の間で認知的錯誤を必ず生み出すだろう。同じ思考の方向性でひとつの作品を見ていてもその思考は完全には一致することなくぐるぐると螺旋を描く。それは時に堂々巡りの水掛け論のように見えることもあるだろうし、思考の深淵に潜り込んでいくような愉悦を感じてもらえることもあるかもしれない。